3級 · 文法 · 第1回
現在完了 経験
この回の内容
3級 · 文法 · 第1回
3級の重要文法、現在完了形を学びます。経験・完了・継続の3用法を、過去形との違いやhave been to/gone toの区別とともに整理し、自信を持って使えるようになります。
ルール —have/has + 過去分詞
現在完了は〈have/has + 過去分詞〉の形をとります。
過去形が「過去のある一点の出来事」を指すのに対し、現在完了は「過去の出来事が“今”とつながっている」ことを表します。
経験の用法では「今までの人生に、その経験が積まれている」という意味になります。
主語が he / she / it などの3人称単数のときだけ has を使い、それ以外は have です。
経験を示す目印の語
経験の現在完了は、いっしょに使う副詞で見分けられます。
ever(今までに)は疑問文、never(一度も〜ない)は否定の経験、before(以前に)は肯定文の文末、〜 times(〜回)は回数を表します。
試験ではこの目印語が「経験の用法を選べ」という合図になります。
使い分け —過去形との違い
「いつ」を言うと経験ではなく過去の一点の報告になります。
yesterday / last year / 〜 ago のように時点を特定する語がある文では現在完了は使えません。
逆に、時点を言わずに「経験があるかどうか」だけを問題にするときが現在完了です。
つまずきやすい所
○ She has visited Kyoto.
✗ She have visited Kyoto.
3人称単数の主語は has。have は I/you/we/they のとき。
○ I have never eaten sushi.
✗ I have never ate sushi.
have の後ろは過去形ではなく過去分詞。eat → ate → eaten。
○ I went to Hokkaido last month.
✗ I have been to Hokkaido last month.
last month のように時点を示す語があるときは過去形にする。
「いつ」を問わずに“経験があるか”を言いたいときが経験の現在完了。ever / never / before / 回数がヒントになり、主語が he/she/it なら has を選びます。