2級 · 読解 · 第9回
火星をめぐる競争
この回の内容
2級 · 読解 · 第9回
火星探査の賛否です。「困難 → 行く理由3つ → 批判 → 反論 → 議論そのものの意味」という構成が要点です。
論の展開 —夢 → 困難 → 3つの理由 → 批判と反論 → 結び
- 火星に人が立つ夢が現実味を帯びてきた
- 月より遥かに困難(6か月・放射線・無重力・食料)
- 行く3つの理由
- 費用への批判と支持側の反論
- 議論そのものが価値観を映す
設問の解き方 —批判と反論が噛み合っている
批判は「その費用で地球の貧困や気候変動を解決できる」。
反論は「探査と地上の課題解決は対立するものではない」。
結びは Whether or not we reach Mars soon, the debate itself reveals a great deal about our hopes and our priorities. で、判断を保留しつつ議論の意味を示します。
つまずきやすい所
○ 判断を保留し、議論の意味を示して終わる
✗ 筆者が火星探査を全面支持と読む
Whether or not 〜 の形。
○ 月は3日、火星は6か月超
✗ 月と火星の距離が同程度と読む
比較の数字が困難さの根拠。
○ 対立しないと反論している
✗ 支持側が地上の課題を軽視していると読む
not opposites の否定を読む。
賛否の噛み合いと結びの保留。比較の数字も設問になります。