準2級 · 読解 · 第9回
10代と睡眠の研究
この回の内容
準2級 · 読解 · 第9回
思春期の若者が反抗する理由を扱った読解パッセージを読みます。準2級レベルの心理・人間関係の語彙に触れ、原因と結果を追いながら読み取る力が身につきます。
科学記事の型 —通説の否定 → 方法 → 発見 → 意味 → 提言
- 通説(早く寝なさい)に対する新研究の反論
- 研究方法(対象・期間・計測)
- 発見(自然に眠くなるのは23時ごろ)
- それが意味すること
- 2つの提言
設問は②の数字、③の発見、⑤の提言に集中します。
設問の解き方 —比喩の発言が主旨を示す
"Telling teenagers to sleep more is like telling them to grow taller faster."(もっと寝ろと言うのは、もっと早く背が伸びろと言うのと同じ)という比喩が、「意志ではなく生物学の問題」という主旨を示します。
準2級では比喩を言い換えた選択肢が正解になるので、比喩が何を主張しているかを言葉にします。
つまずきやすい所
○ 体の仕組みで遅く眠くなる(意志の問題ではない)
✗ 10代が夜更かしを選んでいると読む
冒頭の通説と研究の主張を逆に取ると主旨を誤る。
○ 必要は9時間だが実際は6〜7時間
✗ 9時間眠れていると読む
必要量と実際の睡眠時間は別の数字。
○ 始業を遅らせる/画面使用を減らす の2つ
✗ 提言を1つと読む
First … Second … の並列を両方拾う。
科学記事は型で読み、比喩の発言を主旨の根拠にします。数字は役割ごとに区別します。