準2級 · 読解 · 第31回
カンボジアでのボランティア
この回の内容
準2級 · 読解 · 第31回
準2級の読解トピック「夏のボランティア活動」を題材に、体験記スタイルの英文を読みます。活動内容や気づきを語る表現を学び、人物の心情や出来事の流れを追う読解力が身につきます。
体験記の型 —行く前の考え → 最初の戸惑い → 出来事 → 気づき → 帰国後の変化
- 行く前は「自分が助ける」と思っていた
- 最初は不便に戸惑った
- 英語を教えた出来事
- 驚いたこと
- 帰国後の変化と助言
設問は①④⑤に集中します。
冒頭と結論で考えが逆転する型は準2級の体験記の定番です。
設問の解き方 —「最も驚いたこと」と最後の助言
What surprised me most was how happy the children were, even though they had so little.(ほとんど持たないのに幸せだった)が「最も驚いたこと」の設問の根拠です。
even though の逆接がその驚きの理由を作ります。
最後の助言 do not wait for the "perfect time" も定番の設問です。
つまずきやすい所
○ 教わった方が多いと気づいた(期待の逆転)
✗ 筆者が一方的に教えたと読む
冒頭と結論の対比が主題。片側だけ読むと主旨を外す。
○ At first は不便が恋しかった(But で転換)
✗ 最初から不満がなかったと読む
心情の変化は両側を拾う。
○ ほとんど持たないのに幸せだった(それが驚き)
✗ 子どもたちが不幸だったと読む
even though の逆接を落とすと逆の意味になる。
体験記は考えの逆転が主題。At first 〜 But 〜 で心情が転換するので、冒頭の考えと結論の両方を取ります。