準2級 · 読解 · 第40回
火星探査をめぐる競争
この回の内容
準2級 · 読解 · 第40回
宇宙探査の歴史と競争を扱った文章を読みます。科学技術に関する準2級レベルの語彙を学びながら、出来事の流れと要点を整理して読み取る読解力が身につきます。
科学記事の型 —動機 → 理由 → 困難 → 段階 → 意義
- 関心が行動に変わった
- なぜ火星か(地球との類似)
- 困難
- ロボットが先行する理由
- 費用への疑問への答え
設問は②③⑤に集中します。
各段落が問いに答える形なので、見出しを問いに読み替えると探しやすくなります。
設問の解き方 —費用への疑問と答えの対応
Some people ask why we spend so much money on space when there are problems on Earth.(地球に問題があるのになぜ宇宙に金を使うのか)という疑問に対し、科学者は「日常に役立つ発明につながる」「若者が科学を学ぶ動機になる」と答えます。
準2級では疑問と答えの対応が設問になるので、両方を拾います。
つまずきやすい所
○ 片道約7か月(one way)
✗ 往復7か月と読む
one way の限定を落とすと期間が半分になる。
○ かつて簡単な生命があった可能性(may have had)
✗ すでに火星に生命が見つかったと読む
may have + 過去分詞は推量。断定と区別する。
○ 疑問に対し2つの意義(発明・動機づけ)で答えている
✗ 科学者が費用の問題を認めていないと読む
疑問と答えを対応させる。
may have + 過去分詞は推量です ━ 断定と読むと言い過ぎになります。