準1級 · 文法 · 第11回
省略・代用
この回の内容
準1級 · 文法 · 第11回
準1級レベルの省略(ellipsis)と代用(so/one/do等)を体系的に学びます。冗長さを避けた自然で洗練された英文の組み立て方が身につき、読解でも省略箇所を正確に補えるようになります。
倒置する so と、倒置しない so
So + 助動詞 + 主語(倒置)は「(別の人も)同様だ」の同意。
So + 主語 + 助動詞(倒置しない)は「言われてみれば確かにそうだ」の確認・納得です。
語順だけで意味が変わるので、書き言葉でも読み分けが必要になります。
否定文を受けるときは neither / nor + 助動詞 + 主語で、否定語が入っているので動詞をさらに否定形にしません。
使い方 —do so と do it の違い
do so は「同一主語が意図的に同じ動作をする」場合の格式表現で、報告書やニュースに向きます。
do it / do that は前述の具体的な行為を指す口語寄りの代用です。
代不定詞(I'd like to.)は to だけ残して動詞句を省く形で、丁寧な返答の定型になります。
助動詞の代用では、元の文が一般動詞の現在形・過去形なら do / did を使います。
つまずきやすい所
○ So do I.
✗ So I do.(同意の意味で)
同意は倒置。倒置しない形は「確かにそうだ」の納得。
○ Neither do I.
✗ Neither I don't drink coffee.
neither に否定が含まれるので重ねない。
○ I think so.
✗ I think it.(前述の内容を受けて)
that 節の代用は so。
代用形は語順が意味を決めます。同意は倒置、納得は非倒置と覚えます。