準1級 · 文法 · 第15回
動名詞・不定詞
この回の内容
準1級 · 文法 · 第15回
動名詞と不定詞のどちらを取るかで意味が変わる動詞(remember/stop/try など)を準1級の精度で攻略します。前置詞の後・主語・補語での使い分けまで、迷わず選べる判断基準が身につきます。
to 不定詞は未来、動名詞は過去
remember to lock は「(これから)鍵をかけるのを覚えている」、remember locking は「(すでに)鍵をかけたことを覚えている」。
forget to attach は「添付し忘れた(実行されなかった未来)」、forget winning は「勝ったことを忘れる(実際に起きた行為)」。
regret to inform は「(これから)お知らせするのを残念に思う」で正式な通知の定型、regret informing は「知らせたことを後悔する」です。
使い方 —regret to inform は不採用通知の定型
We regret to inform you that … は不採用・却下の正式通知で、inform / say / tell / announce と結んで使います。
同じ型の I am pleased to inform you that … が採用通知になります。
stop to smoke(吸うために立ち止まる)と stop smoking(禁煙する)のように、意味が大きく変わる組み合わせは書き間違いが致命的になるので、時の向きで判定します。
つまずきやすい所
○ I forgot to attach the file.
✗ I forgot attaching the file.(添付し忘れた意味で)
実行されなかった未来は to 不定詞。
○ We regret to inform you that …
✗ We regret informing you that …(通知で)
これから知らせるので to 不定詞。
○ He stopped smoking.
✗ He stopped to smoke.(禁煙した意味で)
stop + to V は「〜するために立ち止まる」。
目的語の形は「時の向き」の合図です。通知文の定型(regret to inform)まで型で覚えます。