準1級 · 語彙 · 第24回
マナー
この回の内容
準1級 · 語彙 · 第24回
礼儀作法やマナーに関する準1級レベルの語彙を学びます。社交や異文化を表す表現とニュアンスの違いを押さえ、ライティングやスピーキングで品格ある英語が使えるようになります。
類義語の語感階層 —丁寧さの種類
courteous は「礼儀正しい」(基本の丁寧さ)。
deferential は「上位者に敬意を払う」(上下関係を含む)。
gracious は「丁重で寛大」(余裕を含む)。
tactful は「相手を傷つけない配慮」。
conciliatory は「対立をなだめる」(交渉の文脈)。
decorum は「礼儀作法(の規範)」で名詞です。
使い方 —defer to と tactful の実務用法
deferential の動詞は defer to 〜(〜の判断に従う)。
tactful は「言いにくいことを角を立てずに言う」場面で、対は tactless。
conciliatory tone / gesture(融和的な口調・身振り)は交渉の記事で頻出します。
decorum は observe / maintain decorum の形です。
つまずきやすい所
○ 上下関係への敬意を含む
✗ deferential を単に polite の同義語として使う
対等な相手には不自然になりうる。
○ 名詞(observe decorum)
✗ decorum を形容詞として使う
品詞が違う。
○ tactful = 配慮がある、tactless = 無配慮
✗ tactful と tactless を混同する
-less で意味が反転する。
丁寧さの種類で語を選び、動詞形(defer to)と反意語も押さえます。