準2級 · 読解 · 第37回
忘れられないバスケットボールの決勝戦
この回の内容
準2級 · 読解 · 第37回
印象的な体験を語る物語風の準2級読解です。出来事の流れや書き手の感情をたどる読み方を学び、時系列や心情を問う設問に対応できる読解力を養います。
試合記の型 —前提 → 前半の劣勢 → 転機 → 逆転 → 決勝点 → 意味づけ
- 両チーム全勝で接戦が予想された
- 前半は劣勢(38対25)
- ロッカーでのコーチの言葉
- 戦術変更と追い上げ
- 最後のパスと得点(62対60)
- ケンジの発言
設問は③④⑥に集中します。
設問の解き方 —「なぜパスしたのか」が最重要
記者の問いに対する Because I trusted my teammate. And winning together feels a hundred times better than winning alone.(仲間を信じたから。共に勝つ方がずっといい)が最重要の設問です。
コーチの "Basketball is a team game. Stop trying to win alone." と呼応しており、言葉が行動を生んだ因果を読み取ります。
つまずきやすい所
○ did not shout = 怒鳴らず落ち着いて助言した
✗ コーチが選手を叱ったと読む
however と否定を落とすと転機の描写を誤る。
○ ケンジはパスし、ダイチが決めた
✗ ケンジが決勝点を決めたと読む
But instead 以下が結末。人物を入れ替えない。
○ 前半は38対25で劣勢
✗ 前半からイーグルスが優勢と読む
得点の向きを確認する。
試合記は転機の言葉と結末の行動を因果で結びます。人物と得点の対応も要注意です。