1級 · 文法 · 第16回
ぼかし表現・態度表現
この回の内容
1級 · 文法 · 第16回
would seem / tend to / be inclined to / arguably / presumably。断定の度合いを刻む語です。
弱め方の段階
It seems that …(控えめな推測)→ It would seem that …(さらに一段弱める)。
tend to は「傾向がある」で一般化を和らげ、be inclined to は「どちらかと言えば〜したい/思う」で意見を柔らげます。
arguably は最上級など強い主張の前に置いて「議論の余地はあるが」と先回りで守り、presumably は「証拠から推して当然そうだろう」という妥当な推定です。
書き手の姿勢が読める
arguably the greatest novel of the century のように、arguably は最上級とセットで使われ「反論は認めるが自分はこう考える」という姿勢を示します。
presumably は「証拠から見て」の含みがあるので、根拠がないときに使うと不誠実に響きます。
would seem は英国的で、報告書の結論を和らげるのに向きます。
つまずきやすい所
○ 証拠から推して当然という含み
✗ presumably を根拠なしの推測に使う
根拠がないなら perhaps / possibly。
○ 「議論の余地はあるが」
✗ arguably を「反論できない」と読む
予防線を張る語。
○ tend to + 原形
✗ tend to + 名詞
to は不定詞の to。
弱め方の段階を持てば、書き手の確信度を測りながら読めます。