2級 · 読解 · 第6回
チョコレートの物語
この回の内容
2級 · 読解 · 第6回
チョコレートの歴史です。「通念の修正 → 起源 → 伝播 → 大衆化 → 現代の課題」の型で、最後に労働の問題が来ます。
歴史の展開 —通念 → 起源 → 欧州 → 機械化 → 現代
- 安く甘い菓子と思われているが、歴史の大半は甘くも安くもなかった
- 3000年以上前の中米(苦く泡立つ飲み物・豆が通貨)
- 16世紀に欧州へ、砂糖とミルクを加える
- 19世紀の機械化で大衆化
- 生産者の待遇という現代の課題
設問の解き方 —「甘さの裏の不都合な真実」
Behind the sweetness, however, lies a less pleasant truth.(甘さの裏に快くない事実がある)が現代の課題への転換です。
倒置(lies a less pleasant truth)に注意します。
for most of its history(歴史の大半で)という限定も、通念修正の根拠として問われます。
つまずきやすい所
○ neither sweet nor cheap(苦く高価だった)
✗ 最初から甘い菓子だったと読む
neither A nor B の否定を正確に取る。
○ 19世紀の機械化で大衆化
✗ 16世紀に大衆化したと読む
時期と理由の対応を確認する。
○ 生産者の低い報酬と労働条件
✗ 現代の課題は価格と読む
Behind the sweetness 以下が課題。
通念の修正と、時期・理由の対応。最後の課題まで読んで主旨を取ります。