2級 · 読解 · 第17回
危機にひんするサンゴ礁
この回の内容
2級 · 読解 · 第17回
サンゴ礁の危機です。「面積と生物数の対比 → 共生の仕組み → 白化 → 対策と限界」の型で、共生の説明が中心です。
論の展開 —対比 → 共生 → 恩恵 → 白化 → 対策
- 海底の1%未満なのに海の種の約4分の1が生息
- サンゴポリプと体内の植物的な生物の共生
- 健全な礁の恩恵(防波・食料・観光)
- 白化の仕組み
- 対策と最も重要な一手
設問の解き方 —「最も重要な一手」は海の温暖化を遅らせること
苗床での育成や保護区は助けになるが、experts agree that the most important step is to slow the warming of the seas itself.(最も重要なのは海の温暖化そのものを遅らせること)。
さらに「陸での選択に依存する」と結ばれ、対策の射程が海の外に広がります。
つまずきやすい所
○ すぐには死なないが高温が続くと死ぬことが多い
✗ 白化した時点でサンゴは死んだと読む
does not kill immediately の限定。
○ 陸での選択に依存する(温暖化を遅らせる)
✗ 対策は海の中だけと読む
最も重要な一手が示されている。
○ coral polyps = 小さな動物(体内に植物的な生物)
✗ サンゴは植物と読む
共生の説明を正確に読む。
共生の仕組みと白化の段階、そして対策の射程。この3点が設問の中心です。