2級 · 読解 · 第28回
写真の歴史
この回の内容
2級 · 読解 · 第28回
写真の歴史です。「200年の短さ → 初期の制約 → 大衆化 → 現代の問い」の型で、制約が笑顔の少なさを説明します。
論の展開 —短い歴史 → 初期の制約 → 大衆化 → 現代
- 人類史のほぼ全期間、現実の像を捉える方法はなかった(約200年の歴史)
- 初期は長時間の静止が必要
- 簡便で安価になり大衆化
- 現代の自由と新しい問い
設問の解き方 —「変わらない願い」
Yet the basic wish behind photography has not changed in two centuries: the simple, human desire to hold on to a moment before it slips away.(200年変わらない願い ── 過ぎ去る前に瞬間をとどめたいという願い)が主旨です。
技術は変わっても動機は同じ、という結論の型です。
つまずきやすい所
○ 最初の成功例は建物や通りだけ(人は写せなかった)
✗ 初期でも人物写真が撮れたと読む
何時間も静止が必要だったため。
○ 数分間動けなかったことが理由の一つ
✗ 笑顔が少ないのは文化の違いと読む
one reason why 〜 と明示。
○ プライバシーと「何が本物か」の問い
✗ 現代は問題がないと読む
but also new questions の後ろを読む。
初期の制約が題材と表情を決めた、という因果と、動機は変わらないという結論を取ります。