2級 · 読解 · 第33回
自転車の物語
この回の内容
2級 · 読解 · 第33回
自転車の歴史です。「初期の奇妙な設計 → 安全型で普及 → 移動を超えた影響(女性の自立)→ 現代の再評価」の型です。
論の展開 —初期の設計 → 普及 → 社会的影響 → 現代
- 19世紀の初期の自転車は奇妙で危険(ペダルなし・巨大な前輪)
- 2輪同径と鎖の「安全型」で誰でも乗れるようになった
- 移動を超えた影響
- 現代の再評価
設問は②③に集中します。
設問の解き方 —「移動以上の影響」
The effects of this cheap, popular machine went far beyond travel.(影響は移動をはるかに超えた)が社会的影響への転換です。
当時の書き手が「女性の自立に他のほぼ何よりも寄与した」と論じた点も設問になります。
150年以上経ってなお役割があるという結びも押さえます。
つまずきやすい所
○ ペダルなし・巨大な前輪で転びやすかった
✗ 初期の自転車も安全だったと読む
strange and even dangerous と明示。
○ far beyond travel(居住地・女性の自立・服装)
✗ 影響は移動だけと読む
転換の一文を読む。
○ 新たな人気を得て都市が車線を整備している
✗ 現代では役割を終えたと読む
a new wave of popularity。
転換点(安全型)と社会的影響。移動を超えた射程が主旨です。