2級 · 読解 · 第49回
観光が過剰になるとき
この回の内容
2級 · 読解 · 第49回
過剰観光の論説です。「観光は恩恵 → しかし多すぎる問題 → 原因 → 対策と「敵ではない」という結論」の型です。
論の展開 —恩恵 → 過剰 → 原因 → 対策
- 観光は仕事と収入を生み、多くの地域で最重要産業
- 近年は「少なすぎる」のではなく「多すぎる」問題(overtourism)
- 原因(安価な航空・SNS・クルーズ船)
- 対策と結論
設問の解き方 —「観光は敵ではない」
Tourism, they argue, is not the enemy — the goal is not to stop people travelling, but to ensure that the places we love to visit remain good places to live.(観光は敵ではない。目的は旅行を止めることではなく、訪れたい場所が住みやすい場所であり続けること)。
二重の not A but B が結論です。
つまずきやすい所
○ 観光は敵ではない(住みやすさとの両立が目的)
✗ 観光を減らすべきと筆者が主張していると読む
not the enemy / not to stop の否定。
○ 航空・SNS・クルーズ船の3つ
✗ 原因は航空運賃だけと読む
Several forces have combined。
○ 旅行者側もできる(閑散期・無名の地域・地元の店)
✗ 対策は行政だけと読む
Travellers themselves can help。
問題の反転と3つの原因。結論は両立を目指す姿勢です。