準2級プラス · 読解 · 第39回
車に別れを告げた町
この回の内容
準2級プラス · 読解 · 第39回
車を排した町の記事です。「発端 → 当初の懸念 → 予想外の結果 → 一般化の限界」という型で、限界の明示が誠実さを示します。
事例報告の型 —描写 → 発端 → 懸念 → 結果 → 限界
- 子どもが安心して遊び空気がきれいで鳥の声が最も大きい町
- 発端(車が多すぎ空間が足りない)
- 商店主と高齢者に関する懸念
- 予想外に商売が良くなった
- どこでも通用するとは言わない
設問は③④⑤に集中します。
設問の解き方 —一般化しない誠実さ
The town does not claim that its solution would work everywhere.(どこでも通用するとは主張しない)が限界の明示です。
大都市や長距離移動が必要な場所は事情が違う。
「筆者の立場」を問う設問では、全面的な一般化の選択肢が誤りになります。
市長の言葉「道を人に返した」も主旨の言い換えです。
つまずきやすい所
○ 実際には良くなった(懸念は外れた)
✗ 商売が悪くなったと読む
To the surprise of many の転換を読む。
○ does not claim 〜 everywhere(大都市は事情が違う)
✗ どの町でも成功すると読む
限界の明示が設問になる。
○ 真剣に受け止め、見直すと約束した
✗ 懸念を無視したと読む
taken seriously の記述。
事例報告は懸念と結果の逆転、そして一般化の限界が設問の中心です。