wistful は古英語 wist(知る・気づく=wit の系統)に由来するとされ、「心が何かに向かってじっと思いをめぐらす」イメージが核。
nostalgia(過去限定の郷愁)/ longing(切実な渇望)/ melancholy(広い憂愁)との差は「手の届かぬものへの、漂うように甘苦い柔らかな憧れ」。
形容詞 wistful(a wistful smile / glance)が圧倒的に頻出で、名詞 wistfulness はより文語的。
発音は語頭強勢 /ˈwɪst/、wi- を /wɪ/ と短く読み wishful(願望に満ちた)との混同・聞き違いに注意。