準1級 · 文法 · 第2回
冠詞・限定詞
この回の内容
準1級 · 文法 · 第2回
a/an・the・this/that・some/any・no などの限定詞を、可算/不可算や既知/未知の視点から体系的に学びます。準1級レベルの紛らわしい用法を判断基準ごとに整理し、自信を持って選べるようになります。
「〜というもの」の言い方は3つある
無冠詞の複数形(Dolphins are …)は最も普通の総称。
the + 可算単数(The smartphone has …)は学術的・定義的な響きで、発明・器官・種を論じるときに使います。
a + 可算単数(A gentleman always …)は「どの一個を取っても」の代表個体で、格言・定義に向きます。
不可算名詞は無冠詞のままで総称になります(Water freezes at 0°C.)。
the が付く固有名詞と the + 形容詞の一致
複数形の国名(the Netherlands / the Philippines)、川・海・山脈・新聞・組織には慣習で the が付きます。
ただし国名は形が複数でも一つの国なので動詞は単数(The Netherlands is …)。
一方 the + 形容詞(the poor / the vulnerable / the unemployed)は「その属性の人々」で複数扱いになります。
この2つの一致の違いが狙われます。
つまずきやすい所
○ The Netherlands is known for …
✗ The Netherlands are known for …
複数形でも一つの国なので単数扱い。
○ The poor are often ignored.
✗ The poor is often ignored.
the + 形容詞は「人々」で複数扱い。
○ Dolphins are intelligent animals.
✗ The dolphins are intelligent animals.(総称で)
特定の個体を指さない総称は無冠詞の複数形。
冠詞は「どの総称の型を選ぶか」で決まります。国名と the + 形容詞の一致の違いは必出です。