準1級 · 語彙 · 第8回
外交
この回の内容
準1級 · 語彙 · 第8回
準1級で問われる外交・国際関係の重要語彙を、語源や類義語の差とともに整理します。ニュースや論説に登場する抽象語を文脈で覚え、時事英語を読み解く語彙力を身につけます。
語源と文脈
detente は仏語で「緊張の緩み」。
hegemony は希語 hegemon(指導者)から「覇権」。
repatriate は re-(戻す)+ patria(祖国)で「本国送還」。
annex は「(領土を)併合する」で名詞は annexation。
belligerent は bellum(戦争)+ gerere(行う)で「好戦的な・交戦中の」。
使い方 —比喩に広がる belligerent と hegemony
belligerent は国家間を離れて「けんか腰の(人)」(a belligerent tone)にも使います。
hegemony は経済や文化の「支配的な影響力」(cultural hegemony)に広がります。
repatriate は人だけでなく資金(repatriate profits = 利益を本国に戻す)にも使う点が準1級らしい用法です。
つまずきやすい所
○ 動詞「(領土を)併合する」が外交では中心
✗ annex を「付属物」の意味だけで覚える
名詞(別館)と動詞で意味が違う。
○ 人の「けんか腰の」態度にも使う
✗ belligerent を国家だけに使う
比喩用法が出題される。
○ 資金(利益)にも使う
✗ repatriate を人だけに使う
経済の文脈で頻出。
re- + patria(本国へ戻す)、bellum(戦争)→ belligerent と語源で組み立てます。