準1級 · 語彙 · 第29回
音楽
この回の内容
準1級 · 語彙 · 第29回
旋律・和声・楽器・ジャンルなど音楽に関する準1級レベルの語彙を学びます。芸術を語る豊かな表現力を身につけ、文化テーマの読解や会話に活かせるようになります。
コア意味と比喩
cadence は「終止形」から「(話し方の)抑揚」へ。
crescendo は「次第に強まること」から「(緊張の)最高潮」へ。
virtuoso は「名手」で比喩でも使う(a virtuoso performance)。
repertoire は「持ち芸」から「(使える手段の)レパートリー」へ。
dissonance は「不協和音」から cognitive dissonance(認知的不協和)へ。
使い方 —crescendo の誤用に注意
crescendo は本来「次第に強まる過程」なので、reach a crescendo(最高潮に達する)は厳密には誤用とされますが、慣用として定着しています。
cognitive dissonance は心理学の定型で、準1級の読解にも出ます。
a standing ovation(総立ちの喝采)も定型です。
つまずきやすい所
○ 話し方の抑揚にも使う
✗ cadence を音楽だけの語と思う
比喩が頻出。
○ cognitive dissonance が学術の定型
✗ dissonance を音楽だけの語と思う
心理学の読解で出る。
○ 「使える手段の幅」にも使う
✗ repertoire を演目だけの意味で使う
比喩用法がある。
音楽語は比喩で出題されます。学術の定型表現も押さえます。