準2級 · 読解 · 第24回
書評 ―『静かな通り』
この回の内容
準2級 · 読解 · 第24回
ある本についての書評を題材にした準2級レベルの読解文を読みます。筆者の評価や意見を読み取る力と、感想を述べるときに使える表現が身につきます。
書評の型 —読む前の状況 → あらすじ → 良かった点 → 小さな不満 → 推薦対象
- ふだんこの分野を読まない筆者が友人に借りた
- あらすじ(結末は明かさない)
- 良かった点(文章・章末の驚き・主人公像)
- 小さな不満
- どんな読者に向くか
設問は③④⑤に集中します。
設問の解き方 —不満が解消されたかを確認する
However, once the story got going, this problem disappeared. が重要です。
不満は述べられているが解消されており、★5である理由と矛盾しません。
準2級では「筆者は何が不満だったか」と「それは解決したか」の両方が問われます。
最後の助言(夜遅くに読み始めないこと)も定番です。
つまずきやすい所
○ However 以下で解消された
✗ 登場人物の多さが最後まで問題だったと読む
不満と解消はセット。However を読まないと評価と矛盾する。
○ ふだんは読まない(だから同じような人にも勧めている)
✗ 筆者は推理小説の愛読者と読む
冒頭の状況が推薦対象の設問につながる。
○ I will not spoil the ending = 結末は明かさない
✗ 結末が本文に書かれていると読む
本文にない情報を答えに選ばない。
書評は良かった点・不満・解消の3点セット。推薦対象は筆者自身の状況が手がかりです。