2級 · 読解 · 第41回
氷の川
この回の内容
2級 · 読解 · 第41回
氷河の記事です。「動かないように見えて流れる → でき方 → 天然の水塔 → 縮小という警告」の型で、水源としての役割が要点です。
論の展開 —見かけ → でき方 → 役割 → 警告
- 止まって見えるが、極めて遅い川のように流れ、谷を刻む
- でき方(冬の降雪が夏の融解を上回る場所で層が圧縮される)
- 天然の水塔としての役割
- 縮小と、その帰結
設問の解き方 —「氷に書かれた警告」
氷河が消えると、かつて養っていた川は小さく不安定になります。
結びは glaciers are one of the clearest signals of a changing climate — a slow-moving warning, written in ice(気候変動の最も明確な兆候の一つ、氷に書かれたゆっくり動く警告)。
比喩が主旨の言い換えになります。
つまずきやすい所
○ 自らの重さで流れる(速度は遅い)
✗ 氷河は動かないと読む
Although they may look still, 〜 の対比。
○ far more than scenery(天然の水塔)
✗ 氷河は景観だけの価値と読む
far more than 〜 の否定。
○ 川が小さく不安定になり数億人に影響
✗ 縮小の影響は氷だけと読む
依存の記述と結びつける。
水塔としての役割が主旨。見かけとの差と結びの比喩を押さえます。