2級 · 読解 · 第44回
深海を探る
この回の内容
2級 · 読解 · 第44回
深海の記事です。「宇宙より近い未踏の世界 → 過酷さ → 予想を裏切る生命 → 探査の価値」の型で、月との比較が印象的です。
論の展開 —未踏 → 過酷さ → 発見 → 価値
- 深海(水深200m以上)は地球の半分以上を覆うが、詳細に地図化されたのはごく一部
- 過酷な環境(暗黒・低温・圧力)
- 予想を裏切る豊かな生命
- 探査の価値
設問の解き方 —「空ではなく生命に満ちている」
Far from being empty, the deep sea is full of life.(空どころか生命に満ちている)が発見の中心です。
探査の価値は2つ ── 深海生物から新薬が生まれている、海の理解は気候変動の予測に不可欠。
結びは「暗く冷たく遠いが、そこで学ぶことが地上の生活を形づくりうる」です。
つまずきやすい所
○ 詳細な地図化はごく一部(月面の方が精密)
✗ 深海はほとんど地図化されていると読む
only a small fraction の限定。
○ Far from being empty(生命に満ちている)
✗ 深海に生命はいないと読む
Far from 〜 の否定。
○ 新薬と気候予測という実利もある
✗ 探査の価値は好奇心だけと読む
価値が2つ示されている。
比較と予想の否定。探査の価値まで読んで主旨を取ります。