準2級プラス · 読解 · 第7回
ボランティアツーリズムの真実
この回の内容
準2級プラス · 読解 · 第7回
ボランティア観光の論説です。「一見よさそう → しかし現実は複雑」という構造で、批判の具体例が最も重い部分です。
論説の型 —一見の良さ → 良い面 → 隠れた問題 → 正しいやり方 → 姿勢
- 一見完璧に見えるが現実は複雑
- 良い面(地元経済・生活改善・参加者の視野)
- 隠れた問題
- 選び方の基準
- 望ましい姿勢
設問は③④に集中します。
設問の解き方 —「善意だけでは足りない」
good intentions are not enough on their own(善意だけでは足りない)が結論です。
ただし This does not mean volunteer tourism should stop.(やめるべきという意味ではない)と明示されているので、「中止すべき」という選択肢は誤りです。
最後の助言 listen first, and act second も定番です。
つまずきやすい所
○ やめるべきという意味ではない(選び方が重要)
✗ 筆者はボランティア観光をやめるべきと主張していると読む
This does not mean 〜 の一文が立場を限定する。
○ 訓練不足と、助けるはずの人を害する事業
✗ 問題は費用だと読む
Hidden Problems の内容を正確に取る。
○ not enough on their own
✗ 善意があれば十分と読む
結論の否定を落とすと主旨を外す。
批判的論説は「やめるべきではないが選び方が重要」という着地。This does not mean 〜 で立場を限定するので、批判をやめるべきという主張と読み違えないこと。