準2級プラス · 読解 · 第8回
光で築いたボクサー
この回の内容
準2級プラス · 読解 · 第8回
異色の経歴の建築家の人物伝です。「独学 → 独自の様式 → 疑いとの戦い → 教え」という型で、最後の教えが主旨になります。
人物伝の型 —意外な経歴 → 独学 → 様式 → 困難 → 教え
- 多くの建築家と違いボクサー出身・建築学校に通っていない
- 独学(旅と写生、光の動きの観察)
- 独自の様式(安価なコンクリートを美しく使う)
- 学歴のなさへの疑い
- 若い設計者への教え
設問は②③⑤に集中します。
設問の解き方 —最後の教えが主旨
formal education, while valuable, is not the only road to success(正規の教育は価値があるが唯一の道ではない)が教えです。
while valuable の譲歩があるので「教育は無意味」という選択肢は誤りになります。
重要なのは curiosity, hard work, and the courage の3つ。
建物への言葉 They should make people feel something. も主旨の根拠です。
つまずきやすい所
○ while valuable = 価値はある(ただし唯一の道ではない)
✗ 教育は無意味だと主張していると読む
譲歩を落とすと主張が過激になり誤答を選ぶ。
○ 素のコンクリートを選んだ
✗ 高価な材料を使ったと読む
While の対比の向きを確認する。
○ 何度も却下された(疑いと戦った)
✗ 最初から成功したと読む
Facing Doubt の段落を読む。
人物伝は独学の中身と最後の教え。譲歩の語を落とさないことが誤答回避の鍵です。