準2級プラス · 読解 · 第32回
科学に捧げた生涯
この回の内容
準2級プラス · 読解 · 第32回
科学者の生涯です。「困難な出発 → 長年の労苦 → 評価 → 遺したもの」の型で、初めての記録が2つある点が要点です。
人物伝の型 —制約 → 努力 → 労苦 → 評価 → 遺産
- 女性が大学に入れない時代のポーランド生まれ
- 教師として貯金しパリへ
- 冷えた設備の乏しい研究室で長年の作業
- 評価(女性初、そして史上初の2度受賞)
- 遺産と言葉
設問は①③④に集中します。
設問の解き方 —2つの「初」を区別する
the first woman ever to receive a Nobel Prize と the first person of any kind to win it twice の2つは別の記録です。
設問はこの区別を突いてきます。
死因が長年の危険な物質への曝露にあった点、そして名声より発見を重んじた姿勢も定番です。
つまずきやすい所
○ 女性初の受賞と、史上初の2度受賞は別
✗ 2つの記録を同じものと読む
first woman / first person of any kind の違い。
○ 寒く設備が乏しかった
✗ 設備の整った研究室だったと読む
cold and poorly equipped の記述。
○ 当時は誰も有害さを理解していなかった
✗ 危険を承知で研究したと読む
no one yet understood の一文。
人物伝は記録の区別が急所。制約と労苦の記述を押さえると評価の意味が見えます。