準2級プラス · 読解 · 第37回
平和のための停戦
この回の内容
準2級プラス · 読解 · 第37回
五輪の停戦の話です。「知られていない側面 → 古代の慣習 → 完全ではなかった → 現代の復活 → 本当の価値」という型です。
論説の型 —知られていない側面 → 起源 → 留保 → 復活 → 価値
- 記録やメダルは知られているが、停戦の考えはあまり知られていない
- 古代ギリシャの慣習
- 常にうまくいったわけではない
- 1896年の近代五輪と近年の復活
- 本当の価値
設問は②③④に集中します。
設問の解き方 —留保と「本当の賞」
It would be wrong to imagine that the truce always worked perfectly.(常に完全に機能したと考えるのは誤り)という留保があるので、「停戦は常に守られた」という選択肢は誤りです。
結論は「世界が一時でも平和を選べるという考えこそ最も価値ある賞」。
メダルや記録との対比で述べられます。
つまずきやすい所
○ 破られたこともある(罰は厳しかった)
✗ 停戦は常に守られたと読む
It would be wrong to imagine 〜 の留保。
○ 完全には止めないが思い起こさせる役割
✗ 現代の停戦が戦争を止めていると読む
no longer 〜 completely の限定。
○ 一時でも平和を選べるという考え
✗ 最も価値あるのはメダルと読む
The Real Prize の段落が結論。
歴史と現代をつなぐ論説は留保が急所。結論の対比(メダル vs 考え)を押さえます。