2級 · 読解 · 第36回
ワクチンの力
この回の内容
2級 · 読解 · 第36回
ワクチンの記事です。「仕組み → 歴史的成果 → 成功が生む新しい課題」という型で、逆説的な結論が要点です。
論の展開 —意義 → 仕組み → 成果 → 逆説的な課題
- 医学史でこれほど命を救った発明は少ない
- 仕組み(弱い・無害な形で体に見せて備えさせる)
- 歴史的成果(天然痘の根絶・ポリオの希少化)
- 成功したからこそ生じる課題
設問の解き方 —「成功が課題を生む」逆説
This success, however, brings its own challenge.(この成功自体が課題を生む)が逆説の一文です。
医師の指摘は「ワクチンは個人だけでなく地域全体を守る ── とくに幼すぎる人や病気で接種できない人を」。
protect not only 〜 but also 〜 の型で問われます。
つまずきやすい所
○ 弱いか無害な形を見せる(重症化しない)
✗ ワクチンは病気そのものを注射すると読む
仕組みの説明を正確に読む。
○ 病気が稀になり接種しない人が増えること
✗ 課題は副作用と読む
This success brings its own challenge 以下。
○ 地域全体、とくに接種できない人も守る
✗ 守るのは接種した本人だけと読む
not only 〜 but also 〜 の射程。
仕組みと成果、そして逆説的な課題。守る範囲の広さも設問です。