準1級 · 語彙 · 第33回
哲学
この回の内容
準1級 · 語彙 · 第33回
準1級で問われる哲学分野の抽象的な語彙を学びます。理性・倫理・存在などの概念語を語源分解や類義語の語感とともに覚え、難解なテーマの読解や議論にも対応できる語彙力を養います。
コア意味と語形
ethics は形は複数でも「倫理学」の意味では単数扱い(Ethics is 〜)。
morality は「道徳(性)」で不可算。
doctrine は「教義・原則」(宗教にも政治にも使う)。
virtue は「美徳・長所」で by virtue of 〜(〜のおかげで)の熟語も重要。
sacred は「神聖な」。
使い方 —by virtue of と ethical の対
by virtue of 〜 は「〜によって・〜のおかげで」の硬い熟語で、契約文や論説に出ます。
ethical(倫理的な)↔ unethical(非倫理的な)。
ritual は宗教を離れて「(決まった)習慣」(a morning ritual)にも使います。
つまずきやすい所
○ Ethics is important.
✗ Ethics are important.(学問として)
学問名は単数扱い。
○ 「〜によって・〜のおかげで」の熟語
✗ by virtue of を「美徳によって」と訳す
字義通りに訳すと不自然。
○ 「決まった習慣」にも使う
✗ ritual を宗教だけの語と思う
日常の比喩がある。
単数扱いと熟語、そして比喩用法。硬い語のレジスターも押さえます。